ねじのプチっ知識 さ行編




●三価クロメートめっき

ユニクロめっき・クロメートめっきなどの電気亜鉛めっきに施される有色クロメート層には六価クロムが含まれています。六価クロムは、RoHS指令の有害物質に指定されており、これを回避するために三価クロムに置き換えたものが三価クロメートめっきです。六価クロムのめっきには自己修復性がありますが、三価のものにはありません。

関連ワード:めっきの自己修復性



●水素脆性

炭素含有量の多い鋼が、酸化処理やめっきにかける際に、浴中に発生する水素を吸収し化学反応を起こし脆くなってしまう現象。水素脆性を起こした鋼は、延性・靱性が欠落し破壊の原因となる。

関連ワード:遅れ破壊  

関連ワード:ベーキング処理

●ステンレスの種類

●ステンレスねじのかじりはなぜ起きる?

ステンレスねじを締めた時に、固着して動かなくなってしまうことがあります。これを、【かじり】【焼き付き】といいます。ステンレスは、熱の伝導率が低く熱をため込む性質があるうえ、膨張率の大きい金属です。そのため、ねじを締め付けていくと、摩擦により起きた熱をため込み膨張し、めねじとの間で固着してしまうのです。これを回避するために、M6サイズ以上のナットには、かじり防止のコート剤が塗布されています。代表的なコート剤として丸ヱム製作所さんのMコートがあります。



●セレート

代表的には、フランジナットの裏面についている、鱗状の突起のことです。フランジナットは座面が大きくフランジ部分の弾性で緩み止め効果もありますが、それに加えセレートにより戻り回転を防止する効果があります。フランジナットは、セレート付きが一般的ですが、母材を傷つけないためにセレート無しもあります。