ねじのプチっ知識 あ行編




●MSDS

MSDSとは、Material Safety Data Sheetの略称です。日本では団体により「化学物質等安全データシート」、日本化学工業協会の指針では「製品安全データシート」を用いています。その他「化学物質安全性データシート」と呼ぶ場合もあります。

対象化学物質を含む製品を他の事業者に譲渡又は提供する際に、その化学物質の性状や取り扱いに関する情報を提供するためのものです。危険有害性情報の伝達を目的としており、「企業間における情報伝達」と「職場における
情報伝達」に大別されます。MSDSには、薬品の物質名や性状のほか、危険有害性、応急時の措置、取り扱い・保管・廃棄時の注意など多くの有用な情報が記載されています。

●塩水噴霧試験

塩水噴霧試験は、別名SST(Salt Spray Tests)と言います。塩水噴霧試験機を使用して、その中でねじ等の試験体に対し霧状の塩水を吹き付けて試験を行います。塩水の中では、金属の腐食は早く進みますので金属の耐食性を計測するのに時短ができます。めっきにも、それぞれ耐えなければならない時間があり、SST○○時間とかいう言い方をします。

●遅れ破壊

鋼材の使用環境により、鋼材に水素が入り込み、その影響で靱性や延性が損なわれ脆くなることで、ある時間経過後に突然破壊が起きること。炭素を多く含んでいる高強度のボルトなどは、この現象が起きやすい。

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